方眼ノートを買ってみたものの、普通の罫線ノートと同じように書いてしまい、マス目の使い道が分からないままになっていませんか。
方眼ノートは、勉強で使うときの書き方のルールを3つか4つ決めておくだけで、見返しやすいノートになります。
マス目の使い方、ページの分け方、教科別の書き方、色の数、ノートの選び方まで、勉強ですぐに使える形で紹介します。
方眼ノートを勉強に使うなら1マス1文字でそろえて書く
方眼ノートの使い方でいちばん先に決めたいのは、1マスに1文字を書くというルールです。
5mm方眼なら、1マスに1文字で書くと、字の大きさと行の間がそろいます。
字がそろうと、あとで見返したときにどこに何を書いたかが探しやすくなります。
罫線ノートでは、行の幅は決まっていても、横の位置は自由です。
方眼ノートは縦にも線があるので、書き始める位置を毎回同じにできます。
この「縦の位置がそろう」ところが、方眼ノートが勉強に向いているいちばんの理由です。
方眼ノートで見出しは2マス使って大きく書く
見出しや単元名だけは、2マス分の高さを使って大きめに書きましょう。
本文は1マス1文字、見出しは2マス1文字と決めておくと、ページを開いたときに区切りが目で分かります。
問題と問題の間は、1行空けるのがおすすめです。
方眼ノートの1ページは縦の線で3つに分ける
勉強用の方眼ノートは、ページを縦の線で「板書」「気づき」「要約」の3つに分けて書く使い方がよく知られています。
マス目があるので、定規を使わなくても、同じ位置に縦の線をまっすぐ引けます。
| 場所 | 書くこと | 広さの目安 |
|---|---|---|
| 左 | 先生の板書や教科書の大事なところ | ページの半分くらい |
| 真ん中 | 分からなかったところ、先生が口で言ったこと | 4分の1くらい |
| 右 | その日の内容を自分の言葉で短く書いたもの | 4分の1くらい |
授業中は左だけを書いて、真ん中と右は家に帰ってから書く形でも大丈夫です。
右の要約は、3行くらいで十分です。
ノートを横向きにして使うと、3つに分けても1つ1つの幅が広く取れます。
方眼ノートの左端に2マスの余白を取って日付と番号を書く
ページの左端から2マスか3マスのところにも、縦の線を1本引いておきましょう。
この細い列には、日付、教科書のページ数、問題番号を書きます。
テスト前に「あの問題はどこだったか」を探すとき、この列を上から見るだけで見つかります。
教科別の方眼ノートの勉強での使い方
方眼ノートは、教科ごとにマス目の使い方を変えると、どの教科でも見やすく書けます。
ここでは、数学、英語、理科、社会の4つに分けて書き方を紹介します。
数学は1マスに数字1つで途中式の等号を縦にそろえる
数学の方眼ノートは、1マスに数字や記号を1つずつ書き、等号の位置を縦にそろえます。
等号がそろっていると、途中式のどこで間違えたかが上から順に追えます。
筆算は、位をマスの縦の線に合わせて書くと、くり上がりの書き間違いが減ります。
図形やグラフは、マス目を目盛りの代わりにすると、フリーハンドでも形が崩れにくいです。
英語は方眼ノートを左右に分けて英文と和訳を書く
英語は、ページの真ん中に縦の線を引き、左に英文、右に和訳を書く使い方がおすすめです。
英文は1行ごとに1行空けて書いておくと、あとから単語の意味や文法のメモを書き足せます。
単語の練習なら、マス目を3列に分けて、英単語、意味、例文の順に並べてもいいです。
和訳の列を手やシートで隠せば、そのまま覚えたかどうかの確認にも使えます。
理科は方眼ノートのマス目で図と表を描く
理科は、実験の図や表、グラフを描く場面が多い教科です。
方眼ノートなら、表の線をマス目の線に重ねて引くだけで、定規を使わなくてもまっすぐな表になります。
グラフは、横軸と縦軸の1目盛りを1マスか2マスに決めてから点を打ちましょう。
社会は方眼ノートの太い線を年表の区切りにする
社会、とくに歴史は、方眼ノートで年表を作ると流れがつかみやすくなります。
10mmごとの太い線を、時代や100年ごとの区切りに使うと、間隔がそろいます。
地理は、白地図をまねて大まかな形を描き、マス目を使って場所の位置関係をメモすると覚えやすいです。
方眼ノートで使うペンの色は3色までにする
方眼ノートで勉強するときは、ペンの色を黒、赤、青の3色までに決めておきましょう。
色を増やすと、ノートを書く時間が長くなり、どの色が何の意味だったかも分からなくなります。
色ごとに意味を決めておくと、見返したときに大事なところだけを拾えます。
- 黒は板書や本文
- 赤はテストに出そうな語句や公式
- 青は自分で気づいたことや間違えた理由
マーカーを使う場合は、1色だけにするのがおすすめです。
マス目がある分、方眼ノートは色を足さなくても見やすく書けます。
勉強用の方眼ノートは5mm方眼のB5かA4から選ぶ
勉強用に初めて方眼ノートを使うなら、5mm方眼のB5かA4がおすすめです。
5mm方眼はいちばん多く売られていて、1マス1文字で書いたときにちょうどいい大きさです。
サイズは、授業で使う教科書やプリントに合わせると、ノートに貼ったり挟んだりしやすくなります。
| サイズ | 向いている使い方 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| B5 | 学校の授業ノート全般 | ページを3つに分けると1列が狭い |
| A4 | 3分割の書き方、A4プリントを貼る | 机が狭いと広げにくい |
| A5 | 単語や公式を書いて持ち歩く | 授業ノートには小さい |
罫線の色は、薄いグレーや水色のものが、書いた字の邪魔になりにくいです。
青い罫線のノートは、コピーやスキャンのときに線が写りにくいので、ノートをデータで残したい人に向いています。
2mm方眼やドット方眼の勉強ノートは慣れてからでいい
方眼ノートには、5mmのほかに、マスが細かい2mm方眼や、線の代わりに点が並んだドット方眼もあります。
2mm方眼は、細かい図やグラフを描くときに便利ですが、文字を書くには小さすぎます。
ドット方眼は、見た目がすっきりしていて、線が多いと書きにくいと感じる人に向いています。
最初の1冊は5mm方眼で書き方に慣れてから、使い方に合わせて変えるのがおすすめです。
書いた方眼ノートは見返す日を決めると勉強に使える
方眼ノートは、書いた日のうちか次の日に1回、週末にもう1回見返すと決めておくと、勉強に使えるノートになります。
見返すときは、右の要約の列と、赤で書いた語句だけを見れば十分です。
1ページあたり1分もかかりません。
分からなかったところは、真ん中の気づきの列に青で書き足しておきましょう。
テスト前には、左端の日付と問題番号の列を見て、間違えた問題だけを解き直します。
ノートをきれいに書くことより、書いたあとに何回見たかのほうが、テストの結果に出やすいです。
次の授業では、まずページの左端に2マスの線を1本引くところから始めてみてください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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