1万円台から始める!書類も写真もデータ化できる安いスキャナー おすすめ5選【2026年最新】

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スキャナーは紙をデータに変える機器です。3万円台の定番機は高いので、1万円台で買える5機種を用途別に比べました。

この記事で紹介する安いスキャナー5選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 キヤノン CanoScan LiDE 400 キヤノン カラーフラットベッドスキャナ CanoScan LiDE 400 USB1本で動く薄型 Amazon楽天Yahoo!
2位 エプソン GT-S660 エプソン ドキュメント フラットベッドスキャナー GT-S660 書類の文字がつぶれない Amazon楽天Yahoo!
3位 アイリスプラザ WJ1004 アイリスプラザ WJ1004 スタンド型 ドキュメントスキャナー 本を切らずに取り込める Amazon楽天Yahoo!
4位 エプソン ES-50 エプソン モバイルスキャナー ES-50 270gでカバンに入る Amazon楽天Yahoo!
5位 CZUR Lens Pro CZUR Lens Pro ドキュメントスキャナー 折りたたみ式で1万円台 Amazon楽天Yahoo!

スキャナーとは? プリンターのスキャン機能との違い

スキャナーは、紙に印刷された文字や写真を読み取ってデータにする機器です。読み取り専用なので、印刷はできません。

複合プリンターにもスキャン機能は付いています。それでもスキャナー単体を買う人がいるのは、読み取りの精度と速さが違うからです。

複合プリンターのスキャンは1枚ずつガラス面に置く方式が中心ですが、スキャナー専用機には紙を自動で送り込む機構や、本を切らずに上から撮る形のものがあります。

読み取る枚数が月に数枚なら複合プリンターで足ります。数十枚から数百枚を扱うなら、専用機のほうが時間の節約になります。

用語の整理
dpiは1インチあたりの点の数で、数字が大きいほど細かく読み取れます。OCRは、画像として読んだ文字をテキストデータに変換する機能。ADF(自動原稿送り装置)は、重ねた紙を1枚ずつ吸い込む機構のことです。

安いスキャナーは3つのタイプに分かれます

1万円台で買える機種は形が3種類あり、得意な作業がはっきり分かれます。ここを間違えると使わなくなります。

「フラットベッド型」は写真と手書き原稿に強い

コピー機と同じで、ガラス面に紙を伏せて読み取る形です。紙を機械が引っ張らないので、しわのある紙や、のりで貼った切り抜きも安全に読めます。

古い写真、子どもの絵、手書きの原稿を取り込むならこの形です。1枚ずつふたを開け閉めするので、枚数が増えると時間がかかります。

「シートフィード型」は書類を1枚ずつ差し込んで読める

紙を差し込むと、機械が吸い込んで読み取ります。1万円台の機種は片面で1枚ずつの差し込みが中心で、20枚の資料なら2分ほどで終わります。

領収書、契約書、学校のプリントなど、平らな紙が多い人向けです。ホチキス留めのままだと詰まるので、外す手間は残ります。

「スタンド型」は本を切らずに取り込める

アームの先にカメラが付いた形で、机に置いた本を上から撮ります。開いたまま撮るので、本を裁断せずに済みます。

漫画や参考書を残しておきたい人はこの形です。ページの湾曲を自動で補正する機能が入っているかどうかで、文字の読みやすさが変わります。

読み取りたい紙を10枚だけ机に出してみてください。写真が多いか、書類が多いか、本かで、選ぶ形が決まります。

安い機種で妥協していい点と妥協してはいけない点

1万円台の機種は、上位機から何かを削って値段を下げています。解像度は削られていないので気にせず、給電方式と読み取り速度とOCRの3つで判断してください。

【解像度】書類は300dpi 写真は600dpiで足ります

安い機種でも600dpiから4800dpiまで対応しています。ここは価格の差が出にくい部分です。

書類をPDFにするなら300dpi、プリントした写真をデータに戻すなら600dpiで十分読めます。フィルムのネガを取り込むときだけ2400dpi以上が要りますが、その用途は専用機の担当です。

【給電方式】USBだけで動く機種は机がすっきりします

フラットベッド型とモバイル型の一部は、USBケーブル1本でパソコンから電源も取ります。ACアダプターが不要なので、コンセントの空きを気にせずに済みます。

スタンド型にはACアダプターが必要な機種もあります。机の上の配線を増やしたくない人は、ここを先に見てください。

【読み取り速度】1枚10秒と5秒の差は50枚で出ます

安いフラットベッド機は、A4のカラー1枚におよそ8秒から10秒かかります。モバイル型の差し込み式なら1枚5秒前後です。

10枚なら差は1分程度ですが、50枚だと4分ほど開きます。取り込む量が多い人ほど、速度に払う価値があります。

【OCR】文字を検索したいなら付属ソフトを見てください

OCRは、読み取った画像の中の文字をテキストに変換する機能です。これが付いていると、PDFの中の言葉を後から検索できます。

安い海外メーカー機は、OCRの日本語精度が落ちる場合があります。日本語の書類を検索したいなら、国内メーカーの付属ソフトが付いた機種を選んだほうが確実です。

【対応サイズ】A4かA3かで値段が倍近く変わります

家庭で扱う紙はほぼA4までです。A3対応機は本体が大きく、1万円台にはほとんどありません。

図面、新聞の切り抜き、模造紙を扱う予定があるなら3万円以上のA3対応機を、そうでなければA4機で問題ありません。この記事の5機種はすべてA4までです。

1万円台で買える安いスキャナー おすすめ5選

売れ筋と口コミ、実際に使った機種の感触をあわせて順位を付けました。用途がはっきり分かれるので、順位より形で選んでください。

第1位 キヤノン CanoScan LiDE 400

キヤノン カラーフラットベッドスキャナ CanoScan LiDE 400

我が家で4年ほど使っている機種です。実家から持ち帰った古いアルバムをデータ化するために買いました。

この機種を推す一番の理由は、USBケーブル1本で電源も通信もまかなえることです。ACアダプターがないので、使わないときは本棚のすき間に立てて片づけられます。厚さは4.2cmです。

4年使って分かったこと
本体前面にボタンが5つ並んでいて、パソコンの画面を見ずにPDF保存まで進めます。アルバムの写真をL判で200枚ほど取り込みましたが、色は元の写真とほぼ同じに出ました。最大4800dpiまで上げられるので、古い写真を引き伸ばしたいときにも足ります。

正直に言うと、1枚ずつふたを開けて置き直す作業はかなり退屈です。200枚の写真に3時間近くかかりました。それでも1万円前後でこの読み取り精度が手に入るなら、写真の取り込みにはこれを選びます。

立てて置けるスタンドが付属しているので、机の上に出しっぱなしにしても場所を取りません。書類を何十枚も読む用途には向かないので、そこは4位を見てください。

第2位 エプソン フラットベッドスキャナー GT-S660

エプソン ドキュメント フラットベッドスキャナー GT-S660

書類の読み取りに寄せたフラットベッド機です。文字原稿を前提にした画像処理が入っていて、モノクロの書類が黒くつぶれません。

エプソンの付属ソフトは、読み取ったあとに複数ページを1つのPDFにする操作が分かりやすくできています。パソコンの操作に慣れていない人でも、画面の順番どおりに進めば保存まで届きます。

口コミでは「事務所の書類整理に使っている」「立ち上がりが速い」という評価が目立ちました。一方で、写真の色合いは1位の機種のほうが好み、という声も見られます。用途で選び分けるのが正解です。

ただし、こちらもガラス面に1枚ずつ置く方式なので、枚数が多いとやや時間がかかります。紙を差し込んで連続で読みたい人は4位を見てください。

第3位 アイリスプラザ スタンド型スキャナー WJ1004

アイリスプラザ WJ1004 スタンド型 ドキュメントスキャナー

本を裁断せずにデータ化したい人向けのスタンド型です。机に本を開いて置き、上から撮る形なので、ページを切り離す必要がありません。

アームをたためばA4サイズの箱くらいに収まります。使うときだけ出す運用ができるので、常設のスペースが取れない部屋でも置けます。

本を残したまま中身をデータにできるのがスタンド型の良い点です。図書館で借りた本の一部を控えておく、といった使い方もできます。

注意したいのは、本を押さえる手が写り込むことです。ページの端を押さえる指を消す処理が入っている機種と、そうでない機種があります。撮った画像を後から切り取る手間は残ると考えておいてください。

第4位 エプソン モバイルスキャナー ES-50

エプソン モバイルスキャナー ES-50

紙を1枚ずつ差し込んで読み取る、細長いモバイル型です。重さは270gほどで、ノートパソコンと一緒にカバンへ入れて持ち運べます。

USBバスパワーで動くので、ACアダプターは要りません。出先で受け取った領収書や契約書をその場で読み取り、帰る前にPDFで送る使い方ができます。

ES-50が向く場面
領収書、契約書、名刺、A4の資料。平らな紙を1枚ずつ確実に読みたい人。逆に、しわのある紙や写真は送り込む途中で傷むことがあるので、フラットベッド機に回したほうが安全です。

難点は、片面読み取りで、紙を重ねて置けないことです。口コミでも「両面の書類は裏返してもう1回通す手間がある」という声が目立ちました。両面を一度に読みたい人は、3万円台のシートフィード機を見たほうが手が空きます。

第5位 CZUR Lens Pro ドキュメントスキャナー

CZUR Lens Pro ドキュメントスキャナー

折りたためるスタンド型で、A4までの書類や本を上から撮ります。1200万画素のカメラとOCRが付いて1万円台後半に収まる、数少ない機種です。

USBでパソコンにつなぐだけで動き、Windowsとmacの両方に対応しています。会議のときはWEBカメラとして書類を映す使い方もできるので、在宅勤務の机に1台置いておくと出番が多いです。

海外メーカーの安価な機種は、付属ソフトの日本語表示が不自然だったり、OCRの日本語精度が落ちたりすることがあります。読み取った文字を検索する予定があるなら、購入前にレビューでOCRの評価を確かめてください。

3位のWJ1004と比べると、画素数が高いぶん細かい文字がはっきり残ります。そのかわり値段は数千円上がるので、漫画や参考書のような文字の小さい本を残したい人だけが選ぶ機種です。

5機種を読み取る対象ごとに並べた比較表

仕様と口コミ、それに机に置いたときの大きさをあわせて並べました。星が多いほど高い評価です。

順位 商品名 形 古い写真の取り込み 書類を数十枚さばく力 配線の少なさ
1位 キヤノン CanoScan LiDE 400 フラットベッド ★★★★★ ★★☆☆☆ ★★★★★
2位 エプソン GT-S660 フラットベッド ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★★☆
3位 アイリスプラザ WJ1004 スタンド ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆
4位 エプソン ES-50 モバイル差し込み式 ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
5位 CZUR Lens Pro スタンド ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★★★☆

買う前に決めておくのは「本を切るかどうか」です

自炊をする人が最初に決めるのはここです。決めてから機種を選ぶと迷いません。

切る場合と切らない場合
切る場合は、裁断機かカッターで背を落としてシートフィード型に流します。1冊15分ほどで終わり、文字もまっすぐ入ります。切らない場合はスタンド型で1ページずつ撮ります。本は残りますが、300ページの本で30分から1時間かかります。

裁断機は1万円前後します。本体と合わせると3万円近くになるので、冊数が10冊程度ならスタンド型のほうが総額は安く収まります。

安いスキャナーでよくある質問に答えます

買う前に聞かれることが多い4つに答えます。スマホで足りるかどうかは、枚数で決まります。

スマホのカメラで撮るのと何が違いますか

明るさと歪みが違います。スマホは撮る角度で紙が台形になり、影も入ります。

スキャナーは光の当たり方が一定で、紙も平らに押さえるので、文字の輪郭がそろいます。数枚ならスマホでも足りますが、量が増えるとやり直しが出ます。

取り込んだデータはどこに置きますか

パソコンのフォルダか、クラウドが基本です。書類は年ごとにフォルダを分けておくと後から探せます。

写真は容量が大きくなるので、外付けのSSDかクラウドに逃がしてください。600dpiのL判写真は1枚あたり数MBになります。

古いスキャナーは今のパソコンで動きますか

メーカーのサイトで対応表を確認してください。10年以上前の機種は、最新のWindowsやmacOS用のドライバが公開されていない場合があります。

中古で安く買ったのに動かなかった、という声はよく聞きます。買う前に型番で対応状況を調べておいてください。

年賀状の宛名リストを取り込めますか

紙の名簿をOCRにかければ文字データにできますが、手書きの精度は高くありません。印刷された名簿なら実用になります。

名刺の枚数が多い人は、名刺専用の機種か、スマホアプリのほうが早い場合もあります。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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