仕事で使う電卓は、12桁表示で早打ちに対応したものを選ぶと打ち直しが目に見えて減ります。
経理や営業事務で毎日使える3台を、使った感想と売り場での聞き取りをもとに紹介します。
この記事で紹介するビジネス電卓3選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | カシオ JS-20DC-N | ![]() |
日数と時間の計算に対応 | Amazon楽天Yahoo! |
| 2位 | シャープ EL-N942-X | ![]() |
端数処理を切り替えられる | Amazon楽天Yahoo! |
| 3位 | カシオ JF-120GT-N | ![]() |
2千円台で12桁表示 | Amazon楽天Yahoo! |
ビジネス電卓おすすめ3つ 迷ったらカシオ JS-20DC-N
ビジネス電卓は、売れ筋で名前がよく挙がる実務電卓から3台に絞りました。
1台だけ選ぶなら、日数と時間の計算までこなせるカシオ JS-20DC-N が仕事の場面を選びません。
予算を2千円台に抑えたいときは、3位のカシオ JF-120GT-N でも12桁の計算は十分にこなせます。
| 項目 | カシオ JS-20DC-N | シャープ EL-N942-X | カシオ JF-120GT-N |
|---|---|---|---|
| 表示桁数 | 12桁 | 12桁 | 12桁 |
| 種類 | 本格実務電卓 | 実務電卓 | 一般電卓 |
| 価格の目安 | 6千円前後 | 5千円から1万円 | 2千円台 |
| 月末の集計での打ちやすさ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 狭い机での置きやすさ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| 電卓に慣れていない人の使いやすさ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
1位 カシオ JS-20DC-N 日数計算付きの実務電卓

JS-20DC-N は、カシオの本格実務電卓のうち、日数計算と時間計算のキーが付いたモデルです。
私は請求書の締め作業で2年ほどこの電卓を使っていて、今も机の右側に置いています。
いちばん助かったのは、支払期日までの日数を暦を数えずに出せることです。
たとえば「6月20日から9月末まで何日あるか」を出すとき、以前はカレンダーを見ながら月ごとの日数を足していました。
JS-20DC-N なら日付を2つ入れるだけで日数が表示されるので、数え間違いがなくなりました。
時間計算も付いているので、アルバイトの勤務時間を「時間と分」のまま足せます。
8時間45分と7時間50分を足す、といった計算を60進法のまま打てるのは、勤怠を集計する人には助かるところです。
キーは深めに沈むタイプで、打った手応えがはっきりしています。
早打ちに対応しているので、伝票の数字を目で追いながら指だけ動かしても、入力の取りこぼしがありませんでした。
月末に200件ほどの金額を足したときも、打ち直したのは自分の読み間違いの1回だけでした。
12桁表示なので、千万円単位の売上合計でも桁があふれません。
正直なところ、日数計算は経理や総務以外の人だとほとんど出番がないと思います。
私のまわりの営業職の人に貸したときも「足し算と税計算しか使わない」と言われました。
見積もりの金額を出すだけなら、3位の JF-120GT-N で足ります。
カシオ 本格実務電卓 12桁 日数&時間計算 ジャストタイプ JS-20DC-N
日数計算と時間計算が付いた12桁の本格実務電卓
2位 シャープ EL-N942-X 端数を切り替えられる

EL-N942-X は、シャープのナイスサイズと呼ばれる中型の実務電卓です。
カシオ以外で実務電卓を選ぶなら、名前がよく挙がるこのモデルが第一候補です。
小数点以下を切り捨てるか、切り上げるか、四捨五入するかをスイッチで切り替えられます。
消費税や割引額の端数を会社のルールに合わせて出せるので、見積書を作る部署ではこの切り替えがよく使われています。
文具売り場の担当者に聞くと、シャープの電卓はキーの配置に慣れた人が買い替えで同じシリーズを選ぶことが多いそうです。
レビューでは「キーが軽く、長時間打っても指が疲れにくい」という声が目立ちました。
一方で、カシオから乗り換えた人からは「最初の数日は打ち間違えた」という感想も見かけました。
メーカーによってキーの並びが少しずつ違うので、今カシオを使っている人は同じカシオを選ぶ方が戸惑いません。
中型の卓上サイズなので、狭い机ではパソコンの横に置く場所を先に空けておくと使いやすいです。
シャープ 実務電卓 12桁 ナイスサイズ EL-N942-X
端数処理を切り替えられる中型の12桁実務電卓
3位 カシオ JF-120GT-N 2千円台の12桁電卓

JF-120GT-N は、カシオのジャストタイプの一般電卓です。
実務電卓ほどの機能はいらず、12桁と税計算があれば十分という人はこの1台で足ります。
私は自宅の家計簿用にこの電卓を使っています。
表示の数字が大きく、少し離れた位置に置いても読み取れます。
税込と税抜のキーが独立しているので、見積もりや経費精算の計算は困りませんでした。
ソーラーと電池の2つの電源で動くので、蛍光灯の暗い席でも表示が薄くなりません。
グリーン購入法に適合しているため、会社で10台単位で購入するときにも選ばれやすいモデルです。
ただ、キーの押し心地は JS-20DC-N と比べると浅めです。
数百件の伝票を一気に打つような使い方だと、指の疲れ方に差が出ます。
カシオ グリーン購入法適合電卓 12桁 ジャストタイプ JF-120GT-N
税計算付きで2千円台の12桁ジャストタイプ
ビジネス電卓の選び方は桁数とキーの打ちやすさで決まる
仕事用の電卓は、12桁表示と早打ち対応の2つがそろっていれば大きく外れません。
そのうえで、机の広さと、今まで使ってきたメーカーを見て絞り込みます。
桁数 仕事で使うなら12桁が基本
電卓の表示は8桁、10桁、12桁の3種類が中心です。
10桁だと99億円台までは表示できますが、税込の合計や数量をかけた金額を扱うと、途中の計算で桁があふれることがあります。
売上や経費を扱うなら12桁を選んでおけば、桁が足りずに計算し直すことはまずありません。
サイズ 机に置きっぱなしならジャストタイプ前後
カシオはミニジャスト、ジャスト、デスクなど、大きさごとに名前が付いています。
パソコンの横に常に置いて使うなら、キーが大きく押し間違えにくいジャストタイプ前後が使いやすいです。
外回りのかばんに入れて持ち歩くなら、ミニジャストより小さい手帳サイズを別に1台持つ方が現実的です。
早打ち対応 入力が速い人ほど必要
早打ちに対応していない電卓は、前のキーから指が離れる前に次のキーを押すと、入力が抜けることがあります。
伝票を見ながら指だけで打つ人は、早打ち対応と書かれた実務電卓を選んでください。
税計算と検算 経理の締め作業には実務電卓
税込と税抜のキーは、今はほとんどの電卓に付いています。
検算機能は、打った数字を記録して、もう一度打ち直したときに合っているかを照らし合わせる機能です。
1日に数十件以上の金額を足す仕事なら、検算機能や日数計算の付いた実務電卓を選ぶと確認の時間が減ります。
キー配列 メーカーを変えると打ち間違えやすい
カシオとシャープとキヤノンでは、0や00のキー、イコールキーの位置が少しずつ違います。
買い替えるときは、今使っている電卓と同じメーカーを選ぶと打ち間違いが起きにくいです。
ビジネス電卓を買ったら最初に税率と端数の設定を確かめる
電卓の税率は、買ったときの設定のままだと会社の使い方と合わないことがあります。
使い始める前に、税率が10%になっているかと、端数の処理が会社のルールと同じかを確かめます。
税率の登録方法は機種ごとに違うため、付属の取扱説明書の「税率設定」のページを見て登録してください。
軽減税率の8%も使う職場なら、2つの税率を登録できる電卓かどうかも確認しておきます。
シャープ EL-N942-X のように端数のスイッチが付いた電卓は、切り捨てと四捨五入のどちらになっているかを最初に見てください。
ここがずれていると、税額が1円合わないという確認作業が月末に発生します。
実務電卓のメリットとデメリット 普通電卓で足りる人もいる
実務電卓が向いているのは、毎日たくさんの金額を打つ経理や総務の人です。
見積もりの金額を出す程度の使い方なら、2千円台の一般電卓でも困ることはありません。
実務電卓のメリット
キーの押し心地がしっかりしていて、長い時間打っても入力の取りこぼしが起きにくいです。
日数計算や時間計算、検算のように、経理の作業に合わせた機能が付いています。
実務電卓のデメリット
価格は一般電卓の2倍から3倍になります。
機能が多い分キーの数も増えるので、足し算と税計算しか使わない人には、どのキーを押せばよいか迷う場面が出ます。
ビジネス電卓でよくある質問
簿記検定でもビジネス電卓は使える?
12桁の実務電卓は、多くの簿記検定で持ち込みが認められています。
ただし、プログラム機能のある電卓や、音が出る電卓は使えないことがあります。
受験する検定の公式サイトで、持ち込める電卓の条件を事前に確かめてください。
ソーラーだけで動く電卓でも仕事に使える?
窓際や明るい事務所なら使えます。
照明の暗い席や倉庫で使うなら、ソーラーと電池の2つの電源で動く電卓の方が表示が消えません。
10桁の電卓では足りない?
個人の家計簿や、1件ずつの見積もりなら10桁で足ります。
会社の売上合計や、数量をかけた金額を扱うなら12桁を選んでください。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
X(旧Twitter)


