カシオ電卓の使い方 最初に覚えるキーとコツ3選

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カシオの電卓を買ったものの、M+やGTのキーは押したことがない。そんな人はかなり多いです。

電卓の使い方でつまずく原因は、キーの数ではなく、消すキーの使い分けを知らないことにあります。

カシオ電卓の基本の使い方から、定数計算やメモリーの打ち方まで、例の数字つきで紹介します。

カシオ電卓の使い方はACとCとMCを分ければ迷わない

カシオ 本格実務電卓 JS-20WKA
カシオ電卓で最初に覚えるのは、AC、C、MCの3つの消すキーの違いです。

ここをあいまいにしたまま計算すると、前の数字が混ざって答えがずれます。

それぞれのキーが消すものは、次のとおりです。

キー 消えるもの 押すタイミング
AC 計算の途中経過と表示 新しい計算を始めるとき
C いま表示されている数字だけ 打った数字を丸ごと打ち直すとき
MC メモリーに入れた数字 メモリーを使い終わったとき

カシオの電卓は、ACのキーが電源を入れるキーも兼ねています。

電源が切れていたら、まずACを押してください。

気をつけたいのは、ACを押してもメモリーの中身は残ることです。

前の計算でM+を使っていたら、ACのあとにMCも押しておきましょう。メモリーに残った数字が、次の計算の合計に足されてしまうのを防げます。

計算を1から始めるときは「AC→MC」と押す習慣をつけておくと、カシオ電卓の使い方で迷う場面がぐっと減ります。

カシオ電卓の使い方で差がつくコツ3選

カシオ スタンダード電卓 JF-120VB
定数計算、%キー、GTキーの3つを覚えると、カシオ電卓で打つ回数がはっきり減ります。

どれも事務の仕事や簿記の勉強でよく使うキーです。

ひとつずつ、打ち方と例を紹介します。

定数計算はカシオなら記号を2回押す

同じ数を何回も足したり掛けたりするときは、定数計算を使います。

カシオ電卓の定数計算は、固定したい数のあとに記号を2回押すのが決まりです。

たとえば、いろいろな数に10を足したいときの打ち方はこうなります。

  1. 「10」「+」「+」と押す(画面にKのマークが出ます)
  2. 「50」「=」と押すと60
  3. 続けて「60」「=」と押すと70

掛け算も同じで、「10」「×」「×」「50」「=」で500です。

この打ち方を使うと、2の5乗も「2」「×」「×」のあとに「=」を4回押すだけで32が出ます。

%キーは掛け算のあとに押す

200円の30%を出したいときは「200」「×」「30」「%」と押すと60になります。

逆に、60が200の何%かを知りたいときは「60」「÷」「200」「%」で30と出ます。

割引後の値段を出すときは、%キーを使わずに掛け算で出すほうが確実です。

5000円の2割引きなら「5000」「×」「0.8」「=」で4000になります。

合計はGTキーに任せて紙に書かない

GTは、「=」で出した答えを自動で足しておいてくれるキーです。

たとえば「150」「+」「350」「=」で500、続けて「200」「+」「100」「=」で300と計算します。

最後にGTを押すと、500と300を足した800が出ます。

途中の答えをメモして、最後に足し直す手間がいりません。

GTにたまった数字の消し方は機種で違うので、手元の電卓の説明書で確かめておいてください。

カシオ電卓のメモリーキーM+とM-とMRとMCの使い方

メモリーキーは、足すならM+、引くならM-、見るならMR、消すならMCと覚えれば十分です。

買い物の合計のように、掛け算の答えをいくつも足すときに使います。

120円の品を3個と、250円の品を2個買ったときの合計を出してみます。

  1. 「AC」「MC」と押して、前の数字を消す
  2. 「3」「×」「120」と押してから「M+」を押す(360がメモリーに入る)
  3. 「2」「×」「250」と押してから「M+」を押す(500がメモリーに足される)
  4. 「MR」を押すと、合計の860が出る

M+を押すと「=」を押したのと同じように答えが出て、その答えがメモリーに足されます。

メモリーに数字が入っている間は、画面の端にMの文字が出ます。

値引きの100円を引きたいときは、「100」「M-」と押せばメモリーの合計から100が引かれます。

機種によっては、MRとMCがひとつになった「MRC」キーのものがあります。1回押すと呼び出し、続けて2回押すと消去です。

カシオとシャープの電卓で違う定数計算の打ち方

カシオ W税率電卓 MW-100TC
カシオは記号を2回押し、シャープは記号を1回押すだけで定数計算になります。

会社ではシャープ、家ではカシオという人は、ここで答えがずれやすいです。

足し算と掛け算で、打ち方を並べてみます。

計算 カシオの打ち方 シャープの打ち方
50+10と60+10 10 + + 50 = 60 = 50 + 10 = 60 =
50−10と60−10 10 − − 50 = 60 = 50 − 10 = 60 =
10×50と10×60 10 × × 50 = 60 = 10 × 50 = 60 =
50÷10と60÷10 10 ÷ ÷ 50 = 60 = 50 ÷ 10 = 60 =

カシオは、どの計算でも「固定する数を先に打って記号を2回」です。

シャープは、足し算と引き算と割り算では後ろの数が固定され、掛け算だけは前の数が固定されます。

両方の打ち方を一度に覚えようとすると混乱しやすいので、ふだん使う電卓のほうだけ覚えておきましょう。

カシオ電卓で打ち間違えたときは→キーで1文字戻す

最後の1けたを打ち間違えただけなら、Cではなく→キーで1文字だけ消すのが早いです。

たとえば「1258」と打つつもりで「1259」と打ったときは、→キーを1回押して「8」を打ち直します。

機種によっては、→ではなく←や▶のマークが付いています。

Cを押すと、表示されている数字が全部消えます。

けた数の多い数を打っている途中なら、→キーで戻したほうが打ち直しは少なくて済みます。

カシオ電卓の税込と税抜の計算は機種ごとに確認する

税込と税抜のキーがあるカシオ電卓でも、税率の変え方は機種ごとに違います。

キーを長押しして税率を入れる機種もあれば、別の設定キーを使う機種もあります。

税率がずれたまま使うと、税込の金額が全部ずれてしまいます。

手元の電卓で「1000」「税込」と押してみて、1100と出れば10%に設定されています。

違う数字が出たら、本体の裏や説明書で型番を確認しましょう。

カシオのサポートページで型番を入れると、その機種の取扱説明書が見られます。

カシオ電卓の使い方を身につける練習の順番

消すキー、メモリー、定数計算の順に1つずつ練習すると、カシオ電卓の使い方は1週間ほどで迷わず打てるようになります。

いきなり全部を覚えようとしなくて大丈夫です。

おすすめの順番は次のとおりです。

  1. 計算を始める前に「AC」「MC」と押す
  2. 買い物のレシートを見ながら、M+とMRで合計を出す
  3. 同じ数を足す計算を、定数計算で打ってみる
  4. 答えを足す場面で、GTを使ってみる

簿記の検定を受ける人は、毎日10分ほど同じ問題を電卓で解き直すと、キーの位置を覚えやすくなります。

まずは手元のカシオ電卓でAC、MC、M+の3つを押してみてください。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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