子どもが使っていた勉強机と椅子を、どう捨てればいいか分からず部屋に置いたままになっていませんか。
勉強机は本体と上棚とワゴンで数え方が変わり、椅子はガスシリンダーの扱いで迷う人が多いです。
ここでは粗大ごみに出す方法、解体して家庭ごみにする方法、売る方法を、勉強机と椅子に分けて紹介します。
読み終わるころには、自分の家ならどの捨て方が安くて早いかが決まります。
勉強机と椅子の捨て方は粗大ごみに出すのが基本
いちばん手間が少ないのは、自治体の粗大ごみに出す方法です。
勉強机と椅子は、自治体の粗大ごみ受付センターに申し込んで、手数料を払って出すのが基本の捨て方です。
手数料は1点あたり数百円から2,000円前後の自治体が多く、業者に頼むより安く済みます。
ほかの捨て方と比べると、次のようになります。
| 捨て方 | かかるお金 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 粗大ごみに出す | 1点数百円から2,000円前後 | 玄関先まで運び出せる人 |
| 解体して家庭ごみ | ごみ袋代だけ | 工具があって半日とれる人 |
| 売るか譲る | 無料からプラス | きれいでメーカー品の人 |
| 不用品回収業者 | 数千円から1万円以上 | 2階から運び出せない人 |
粗大ごみの流れは、どの自治体もおおむね同じです。
- 粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで申し込む
- コンビニなどで手数料分の処理券を買う
- 処理券に名前か受付番号を書いて勉強机と椅子に貼る
- 決められた日の朝に、指定の場所へ出す
受付から収集までは1週間から2週間ほどかかる自治体が多いです。
引っ越しや新しい家具の搬入が決まっているなら、2週間以上前に申し込んでおくと後がラクです。
車で運べるなら、自治体のごみ処理施設に自分で持ち込む方法もあります。
持ち込みは収集より手数料が安い自治体が多く、収集日を待たずに出せます。
ただし予約が必要な施設もあるので、行く前に電話で確かめておきましょう。
勉強机の捨て方は本体と上棚とワゴンを別々に数える
学習机のセットを粗大ごみに出すときは、点数の数え方に気をつけてください。
勉強机は本体と上棚とワゴンがそれぞれ1点として数えられ、手数料も別々にかかる自治体があります。
申し込むときに「上棚付きの学習机」と伝えると、1点で受け付けてくれる自治体もあります。
反対に、上棚を外して出すとそれぞれ料金がかかる場合もあります。
電話で申し込むなら、次の3つをまとめて伝えると話が早いです。
- 勉強机の幅と奥行と高さ
- 上棚やワゴンが付いているか
- 椅子も一緒に出すか
学習椅子の捨て方はガスシリンダーを切らずにそのまま出す
高さを変えられる学習椅子には、座面の下にガスシリンダーという部品が入っています。
ガスシリンダーには高い圧力のガスが入っているので、切ったり穴を開けたりせず、椅子ごと粗大ごみに出してください。
解体して小さくしようと、のこぎりで脚を切ろうとする人がいますが、ここは触らないのが安全です。
外してよいのは、ひじ掛けや背もたれのように、ネジを外せば取れる部品だけです。
キャスター付きの椅子は、ガスシリンダーやキャスターの扱いを自治体が決めていることがあります。
心配なときは、申し込みのときに「ガスシリンダー付きの回転椅子」と伝えておくと確実です。
一方で、高さを変えられない木製の学習椅子なら、ガスシリンダーは入っていません。
脚と座面をネジで外して50cm未満にできれば、勉強机と同じように家庭ごみとして出せる自治体もあります。
勉強机を解体して燃えるごみに出すときの手順
手数料をかけたくないなら、勉強机を解体して家庭ごみに出す方法もあります。
解体した部品が、自治体の決めた長さより短くなれば、ふだんのごみの日に出せます。
たとえば横浜市では、いちばん長い辺が金属製品で30cm以上、木製やプラスチック製で50cm以上のものが粗大ごみになります。
つまり木の板を50cm未満まで切れば、燃やすごみとして出せる計算です。
用意するものは、プラスとマイナスのドライバー、六角レンチ、のこぎり、軍手、ごみ袋です。
- 引き出しを全部抜いて、中を空にする
- 上棚やワゴンを外し、ネジと金具をすべて外す
- 天板や側板を、決められた長さより短くのこぎりで切る
- 木、金属、プラスチックに分けて、それぞれのごみの日に出す
勉強机の天板は1枚で10kgを超えるものもあり、切るのに1枚30分以上かかることがあります。
マンションでのこぎりを使うと音が響くので、昼間にやりましょう。
ケガをしやすい作業なので、工具に慣れていない人は粗大ごみに出すほうが早いです。
照明付きの勉強机は電気部品を先に外して分ける
古い学習机には、デスクライトやコンセントが本体に付いているものがあります。
照明やコンセント付きの勉強机は、蛍光管やコードを外して、自治体の分け方に合わせて出す必要があります。
蛍光管は割れると中の水銀が出るため、有害ごみや危険ごみとして別に集める自治体が多いです。
粗大ごみとして机ごと出せるか、電気部品を外す必要があるかは、自治体によって扱いが違います。
申し込むときに「照明付きの学習机」と伝えて、外す必要があるか聞いておきましょう。
デスクマットはビニールやプラスチック製が多く、机とは別のごみになることもあります。
売るか譲るなら勉強机と椅子を一緒に出す
状態のよい勉強机なら、捨てる前に売れるかどうか確かめてみてください。
メーカー品できれいな勉強机は、椅子やライトとまとめて買取に出すと値段が付きやすいです。
買取で値段が付きやすいのは、次のような勉強机と椅子です。
- カリモクやイトーキなど、名前の知られたメーカーのもの
- 天板に大きな傷や落書きがないもの
- 鍵や六角レンチ、取扱説明書がそろっているもの
フリマアプリで売るなら、入学準備で学習机を探す人が増える11月以降に出すのがおすすめです。
ただし勉強机は大きいので、送料が数千円から1万円を超えることもあり、手元に残るお金は少なくなりがちです。
不用品回収業者に頼む場合は、家庭のごみを集める許可を持っているか確認してください。
自治体のホームページに、許可を持つ業者の一覧が載っていることが多いです。
勉強机と椅子の捨て方を選ぶ順番
どの捨て方にするか迷ったら、次の順番で考えると決めやすいです。
まず売れるか確かめ、売れなければ粗大ごみ、運び出せないときだけ業者に頼む順番がおすすめです。
- メーカー名と型番を見て、買取やフリマで売れそうか調べる
- 売れそうにないなら、自治体の粗大ごみに申し込む
- 工具と時間があれば、勉強机だけ解体して家庭ごみに出す
- 2階から運び出せないなど自分で動かせないときは、許可のある業者に頼む
どの方法でも、出す前に引き出しの中を必ず空にしてください。
テストやプリント、名前の入ったシールが残ったままになっていることがよくあります。
勉強机の捨て方は自治体ごとにルールが違うので、まずはお住まいの自治体の粗大ごみの案内を開いてみましょう。
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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