家の書類をそのままPDFに!スキャンできる家庭用プリンター おすすめ9選

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印刷と読み取りを1台でこなす家庭用の複合機9機種を、置き場所とスキャンの使い勝手と1枚あたりのインク代から比べました。

この記事で紹介するスキャンできる家庭用プリンター9選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 エプソン EW-056A エプソン A4インクジェット複合機 EW-056A カラリオ 9千円前後で棚に収まる Amazon楽天Yahoo!
2位 キヤノン PIXUS TS8930 キヤノン インクジェット複合機 PIXUS TS8930 WHITE 6色インクで写真がきれい Amazon楽天Yahoo!
3位 ブラザー DCP-J529N ブラザー A4インクジェット複合機 DCP-J529N 4色独立で1色ずつ替えられる Amazon楽天Yahoo!
4位 ブラザー MFC-J7100CDW ブラザー A3インクジェット複合機 MFC-J7100CDW A3が刷れてFAXも使える Amazon楽天Yahoo!
5位 キヤノン PIXUS XK140 キヤノン インクジェット複合機 PIXUS XK140 上位機で写真も書類も速い Amazon楽天Yahoo!
6位 エプソン EW-M638T エプソン エコタンク A4カラーインクジェット複合機 EW-M638T インク代が1枚1円以下 Amazon楽天Yahoo!
7位 キヤノン TS7630 キヤノン インクジェット複合機 TS7630 WHITE スマホ接続がQRコードだけ Amazon楽天Yahoo!
8位 ブラザー DCP-J929N-W ブラザー DCP-J929N-W インクジェット複合機 ADF付きで棚にも収まる Amazon楽天Yahoo!
9位 エプソン カラリオ EP-887AW エプソン A4インクジェット複合機 カラリオ EP-887AW 6色染料で写真とレーベル印刷 Amazon楽天Yahoo!
  1. スキャンできる家庭用プリンターとは何か 単機能機との違い
  2. スキャンできる家庭用プリンターの選び方は7項目で決まる
    1. インク方式は写真も刷るなら染料混合で書類だけなら顔料黒
    2. インク代は月50枚超えならエコタンク式が安い
    3. ADFは確定申告のレシートを一度に取り込むなら必要
    4. 用紙サイズはA4で足りる家庭がほとんど
    5. スキャン解像度は書類300dpiで写真600dpi以上
    6. スマホ連携はパソコンを開かずに刷って読めるかで見る
    7. 本体サイズは棚に入れるなら奥行き35cm以下
  3. スキャンできる家庭用プリンター おすすめ9選
    1. 第1位 エプソン EW-056A 安くて棚に入る家庭用プリンター
    2. 第2位 キヤノン TS8930 写真に強いおすすめ機
    3. 第3位 ブラザー DCP-J529N 書類向けの家庭用プリンター
    4. 第4位 ブラザー A3複合機 MFC-J7100CDW
    5. 第5位 キヤノン PIXUS XK140
    6. 第6位 エプソン EW-M638T 大量に刷るならおすすめ
    7. 第7位 キヤノン TS7630 設定が簡単な家庭用プリンター
    8. 第8位 ブラザー DCP-J929N-W ADF付きのおすすめ機
    9. 第9位 エプソン EP-887AW 写真向けのおすすめ機
  4. おすすめ9機種を読み取りの使い勝手で並べた比較表
  5. 家庭用プリンターのメーカー3社は写真と速さとインク代で違う
    1. エプソンは写真の色とエコタンク式の安さ
    2. キヤノンはスマホ接続の分かりやすさと写真の速さ
    3. ブラザーは書類まわりの実務機能と本体の小ささ
  6. 家庭用プリンターを買った日にやっておく設定は3つ
  7. スキャンできる家庭用プリンターでよくある質問
    1. スキャンしたデータはどこに保存されるのか
    2. 家庭用プリンターを使わない期間が長いとインクは固まるのか
    3. 本体が安い機種はインク代で損をするのか
    4. 家庭用プリンターの寿命はどれくらいか

スキャンできる家庭用プリンターとは何か 単機能機との違い

スキャンできる家庭用プリンターは、印刷するプリンターと、紙を読み取ってデータにするスキャナーが1つの本体に入った機器です。複合機やオールインワンプリンターと呼ばれることもあります。

単機能プリンターとの違いは、上面にガラス面(フラットベッド)があるかどうかです。ここに紙を伏せて置き、ふたを閉めてボタンを押すと、PDFや画像としてパソコンやスマホに送られます。

家庭で読み取る紙は、子どもの学校のプリント、年末調整の書類、確定申告のレシート、保険の証券あたりが中心です。スキャナーを別に買うと置き場所が2つ必要になるので、家庭では1台で済ませたほうが場所も費用も小さく収まります。

用語の整理
フラットベッドは、ガラス面に紙を1枚ずつ置いて読み取る方式です。ADF(自動原稿送り装置)は、上のトレイに重ねた紙を自動で1枚ずつ吸い込んで連続で読み取る装置です。dpiは1インチあたりの点の数で、数字が大きいほど細かく読み取れます。

スキャンできる家庭用プリンターの選び方は7項目で決まる

家庭で使う複合機は、次の7項目を上から順に見ていけば絞り込めます。ここが決まると候補は3機種くらいまで減ります。

インク方式は写真も刷るなら染料混合で書類だけなら顔料黒

染料インクは紙にしみ込んで発色するタイプで、写真の色が濃く出ます。顔料インクは紙の表面で固まるタイプで、文字の輪郭がはっきりし、水に濡れてもにじみにくいです。

家庭用の上位機は、写真用の染料と文字用の顔料を混ぜた5色から6色構成が主流です。年賀状の写真も学校の提出書類も刷るなら、この混合タイプを選んでおくと迷いが減ります。

インク代は月50枚超えならエコタンク式が安い

カートリッジ式は本体が安く、インクが1本1000円前後です。エコタンク式は本体が3万円台後半からと高い代わりに、ボトルのインクを注ぎ足すので1枚あたりの単価が10分の1近くまで下がります。

分かれ目は印刷量です。月に50枚を超えて刷る家庭なら、2年ほどでエコタンク式のほうが総額で安くなります。年に数回しか使わないならカートリッジ式で足ります。

ADFは確定申告のレシートを一度に取り込むなら必要

ADFは、上のトレイに紙を重ねて置くと自動で吸い込んで連続で読み取る装置です。家庭用機では20枚から35枚ほど一度にセットできます。

ガラス面だけの機種だと、1枚読むたびにふたを開けて紙を入れ替えることになります。10枚を超えると手間が急に増えるので、確定申告や自治会の資料を一度に取り込む予定があるならADF付きを選んでください。

用紙サイズはA4で足りる家庭がほとんど

家庭用の主流はA4までです。A3対応機は本体の幅が55cmを超え、値段も2倍近くになります。

A3が要るのは、学校の掲示物、模造紙の下書き、図面、うちわ用の大きな写真あたりです。思い当たる用途がなければA4機で問題ありません。

スキャン解像度は書類300dpiで写真600dpi以上

書類をPDFにするだけなら300dpiで文字は読めます。プリントした写真をデータに戻したい場合は600dpi以上に上げてください。

解像度を上げるとファイルサイズも読み取り時間も増えます。全部を高解像度にすると、クラウドに上げるときに待たされます。

スマホ連携はパソコンを開かずに刷って読めるかで見る

いまの家庭用機はほぼ全機種がWi-Fiに接続でき、専用アプリからスマホで直接刷れます。読み取ったデータをスマホに送る操作もアプリ側で終わります。

キヤノンの新しい機種は、本体に出るQRコードをスマホで読むだけで接続設定が終わります。設定でつまずきたくない人はここを見てください。

本体サイズは棚に入れるなら奥行き35cm以下

家庭用A4機の本体は、おおむね幅37cmから40cm、奥行き30cmから40cmです。カラーボックスや本棚の棚板に置くなら、奥行き35cm以下の機種に絞ると収まります。

高さは、ふたを開けたときの寸法も見ておいてください。閉じた状態で入っても、ふたが開かない場所には置けません。置き場所は買う前に測っておくのが確実で、買ってから置けないと分かると返品の送料だけで数千円かかります。

スキャンできる家庭用プリンター おすすめ9選

自分でいくつか使ってみたり、口コミや取材をして総合評価で書いています。価格は9千円前後から4万円弱まで開きがあります。

第1位 エプソン EW-056A 安くて棚に入る家庭用プリンター

エプソン A4インクジェット複合機 EW-056A カラリオ

自宅の仕事机の下に置いて3年ほど使っている機種です。価格は9千円前後で、複合機としては一番下のクラスに入る家庭用プリンターです。

読み取りはガラス面だけでADFはありません。それでも学校のプリントを1枚PDFにする、といった使い方なら足ります。私の場合、月に読み取るのは10枚前後なので不便を感じたことはありません。

本体の奥行きは30cmほどで、カラーボックスの棚板に入る数少ないサイズです。黒だけ顔料でカラーは染料の4色独立構成なので、書類の文字がにじみません。

正直に書くと、印刷は速くありません。A4のカラー資料を10枚刷ると3分近くかかります。ただ、年に数回しか刷らない家庭なら、この価格差のほうが効きます。安く始めたい人におすすめの1台です。

第2位 キヤノン TS8930 写真に強いおすすめ機

キヤノン インクジェット複合機 PIXUS TS8930 WHITE

写真に強い染料と文字に強い顔料を組み合わせた6色ハイブリッドインクの機種です。L判写真を約10秒で刷れるので、年賀状シーズンの待ち時間が短くなります。

紙をセットするだけで幅を見分ける自動紙幅検知が付いていて、用紙サイズの設定ミスによる刷り直しが起きにくくなっています。スマホとの接続は本体のQRコードを読むだけです。

4.3型のタッチパネルで操作します。よく使う機能をホーム画面に並べ替えられるので、家族が交代で触る家庭でも迷いにくいという声が口コミに出ています。

注意点は本体の大きさと価格です。写真画質を優先した分だけ奥行きがあり、細い棚には収まりません。写真をよく刷る家庭におすすめの家庭用プリンターです。価格は3万円台前半で、正直なところ写真をほとんど刷らない家庭にこの差額の価値があるかは分かりません。

第3位 ブラザー DCP-J529N 書類向けの家庭用プリンター

ブラザー A4インクジェット複合機 DCP-J529N

以前、同じブラザーの4色独立カートリッジ機を使っていました。インクを1色ずつ交換できるので、黒だけ先になくなっても他の3色を捨てずに済みます。

カートリッジの形が指でつまみやすく、交換のときに手が汚れませんでした。毎回のことなので、地味ですが効いてきます。価格は1万3千円前後で、自動両面印刷も付いています。

ブラザー機の使い勝手
カラーインクが切れてもしばらくモノクロで刷り続けられる機能があります。急ぎの提出書類があるときに助かる仕組みで、他社にはあまりありません。

弱点は写真です。4色構成なので、L判写真の肌色は6色機ほど滑らかには出ません。書類が中心で写真はコンビニで刷る人におすすめの家庭用プリンターです。

第4位 ブラザー A3複合機 MFC-J7100CDW

ブラザー A3インクジェット複合機 MFC-J7100CDW

A3まで刷れて、FAXの送受信もできる複合機です。自治会やPTAの役員が回ってきた家庭で選ばれることが多い機種だと、販売店から聞きました。

顔料インクなので、屋外に貼る掲示物でも雨でにじみにくいのが特長です。ADFも付いていて、資料を一度に読み取れます。耐久の目安が30万ページと家庭用機より長く、長く使う前提の作りです。

本体は幅が55cmを超え、重さも17kg前後あります。棚には載りません。専用の台か床置きの場所を先に確保してください。

家庭で普通に使うぶんには過剰です。価格もAmazonで2万円台後半、店によっては3万円台後半と幅があります。A3とFAXの両方に用がある人だけが選ぶ機種と考えてください。

第5位 キヤノン PIXUS XK140

キヤノン インクジェット複合機 PIXUS XK140

PIXUSの上位シリーズにあたる機種で、染料と顔料を組み合わせた5色ハイブリッドインクと自動両面印刷を持っています。写真用の染料に文字用の顔料黒を足した構成なので、写真と書類のどちらも1台で刷れます。

前面のトレイと背面の給紙口を使い分けられるので、普通紙と写真用紙を差し替えずに済みます。年賀状の時期に何度も紙を入れ替える作業がなくなります。

XK140が向く家庭
写真も書類も月に何十枚も刷る家庭です。上位機なのでインク代が下位機より安く設定されていて、枚数が多いほど差が出ます。年に数回しか刷らないなら下位機で足ります。

価格は3万円台半ばです。写真をあまり刷らない家庭だと、使い切る前にインクが固まる可能性があるので気をつけてください。

第6位 エプソン EW-M638T 大量に刷るならおすすめ

エプソン エコタンク A4カラーインクジェット複合機 EW-M638T

実家に置いたのがこのエコタンク機で、私も帰るたびに使っています。順位は6位ですが、印刷量が多い家庭に限れば、この記事で一番おすすめしたい機種です。

理由はインク代です。カートリッジ式だとA4カラー1枚あたり10円から15円かかりますが、エコタンク式はボトルからインクを注ぎ足す方式なので1枚1円を切ります。父が地域の会報を毎月200枚刷っているのですが、切り替えてから年間のインク代が2万円以上減りました。

1年半使ってみて
インクの補充は半年に1回程度で、注ぎ足しの作業は3分ほどで終わります。ボトルの口が本体のタンクにしか刺さらない形になっているので、色を入れ間違えることもありませんでした。ADFも付いているので、父は町内会の名簿を一度にPDFにしています。

読み取りの速さも見ておきたい点です。ADFに20枚重ねて置いて、A4モノクロなら1分ちょっとで読み終わります。ガラス面に1枚ずつ置いていた頃と比べると、作業時間が5分の1になりました。

本体価格は4万円弱と高いですが、月50枚以上刷る家庭なら2年で元が取れます。逆に、年に数回しか刷らない家庭が買うと、本体価格の差を回収できません。ここだけは印刷量で決めてください。

第7位 キヤノン TS7630 設定が簡単な家庭用プリンター

キヤノン インクジェット複合機 TS7630 WHITE

本体に出るQRコードをスマホのカメラで読むだけで、Wi-Fiの接続設定が終わる機種です。ネットワークのパスワードを打ち込む作業がないので、設定でつまずく人が減ります。

自動両面印刷と5色インクを持ち、価格は2万円台前半に収まります。標準的な使い方なら、この家庭用プリンターで困る場面はほとんどありません。

販売店に聞くと、親に贈るプリンターとしてこの価格帯の機種が動いているそうです。設定が簡単で、白い筐体が部屋に置いても目立ちにくい点が理由とのことでした。

ADFは付いていません。書類を10枚以上一度に読み取る用途があるなら、6位のエコタンク機か8位のブラザー機を見てください。

第8位 ブラザー DCP-J929N-W ADF付きのおすすめ機

ブラザー DCP-J929N-W インクジェット複合機

この価格帯では珍しくADFが付いた家庭用機です。上のトレイに20枚まで重ねて置けるので、確定申告のレシートや学校からの配布物を一度にPDFにできます。

インクは黒が顔料でカラーが染料の4色独立です。1枚あたりの目安はモノクロ約3円、カラー約11円と、カートリッジ式としては安いほうに入ります。自動両面印刷も付いていて、価格は1万8千円台です。

本体は幅39cm、奥行き34cmほどで、ADF付きなのに棚板に載る大きさです。ブラザーのアプリはLINEからも印刷を指示できるので、パソコンを持っていない家庭でも写真や書類をそのまま刷れます。

レビューでは「棚に収まるサイズがありがたい」という声と、「前の機種のインクが使えないのが残念」という声の両方が出ていました。買い替えのときは、手持ちのインクが使い回せるかを型番で確かめてください。写真の画質は4色ぶんで、文字と図が中心の使い方なら不足しません。書類のスキャンが多い家庭におすすめです。

第9位 エプソン EP-887AW 写真向けのおすすめ機

エプソン A4インクジェット複合機 カラリオ EP-887AW

カラリオの中で写真向けに作られた上位機で、6色の染料インクを使うスキャンできる家庭用プリンターです。L判やはがきの写真で、肌の色や空の青が4色機よりなめらかに出ます。

自動両面印刷と4.3型のタッチパネルを持ち、CDやDVDやブルーレイの盤面に直接印刷するレーベル印刷にも対応しています。子どもの行事の写真をディスクに焼いて祖父母に送る家庭なら、ここで差が出ます。

インクは6色を1色ずつ替える方式です。色の数が多いぶん、4色機よりカートリッジを替える回数は増えます。写真をあまり刷らない家庭だと、この手間が気になるかもしれません。

読み取りはガラス面だけでADFは付いていません。書類を何十枚もPDFにする用途なら、6位のエコタンク機か8位のブラザー機のほうが向いています。

価格は3万円前後です。書類より写真をよく刷る家庭におすすめの複合機です。

おすすめ9機種を読み取りの使い勝手で並べた比較表

スキャンできる家庭用プリンター9機種を、仕様と口コミと設置したときの寸法で並べました。星が多いほど高い評価です。

順位 商品名 用紙 インク方式 レシートを一度に取り込めるか 棚に置ける大きさか スマホだけで完結するか
1位 エプソン EW-056A A4 カートリッジ4色 ★☆☆☆☆ ★★★★★ ★★★★☆
2位 キヤノン PIXUS TS8930 A4 カートリッジ6色 ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★
3位 ブラザー DCP-J529N A4 カートリッジ4色 ★☆☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆
4位 ブラザー MFC-J7100CDW A3 カートリッジ顔料4色 ★★★★★ ★☆☆☆☆ ★★★☆☆
5位 キヤノン PIXUS XK140 A4 カートリッジ5色 ★☆☆☆☆ ★★★☆☆ ★★★★★
6位 エプソン EW-M638T A4 エコタンク4色 ★★★★★ ★★☆☆☆ ★★★★☆
7位 キヤノン TS7630 A4 カートリッジ5色 ★☆☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★★
8位 ブラザー DCP-J929N-W A4 カートリッジ4色 ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★★★
9位 エプソン EP-887AW A4 カートリッジ6色 ★☆☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆

家庭用プリンターのメーカー3社は写真と速さとインク代で違う

エプソンは写真の色とエコタンク式の安さ

カラリオシリーズが家庭用の主力です。染料インクの発色が濃く、L判写真の緑や空の青がはっきり出ます。

エコタンク式のラインナップが他社より厚いのもエプソンの特長です。印刷量が多い家庭は、まずエプソンの家庭用プリンターから見ると選択肢が広がります。

キヤノンはスマホ接続の分かりやすさと写真の速さ

PIXUSシリーズが家庭用です。QRコードで接続設定が終わる機能や、タッチパネルの並べ替えなど、設定まわりの分かりやすさで他社より進んでいます。

L判写真の印刷が約10秒と速く、枚数を刷る年賀状シーズンで差が出ます。

ブラザーは書類まわりの実務機能と本体の小ささ

DCPとMFCの2シリーズがあり、FAXや電話が付くのがMFCです。カラーインクが切れてもモノクロを続けられる機能や、LINEからの印刷など、書類まわりの実務的な機能が並びます。

本体を小さく作るのがうまく、ADF付きでも棚に収まるサイズの機種があるのはブラザーだけでした。

家庭用プリンターを買った日にやっておく設定は3つ

1 Wi-Fiにつないで、スマホの専用アプリから1枚テスト印刷する

2 読み取りデータの保存先を決める。パソコンかクラウドか、機械の設定画面で先に指定しておく

3 読み取りの標準解像度を300dpiにしておく。初期値が150dpiの機種があり、そのままだと文字がつぶれます

3番目は見落としがちです。取り込んだあとで文字が読めないと、もう一度紙を探すところからやり直しになります。

設置したその日に、家族全員のスマホをアプリにつないでおくのも忘れないでください。あとから1台ずつ設定するほうが手間になります。家族で使う家庭用プリンターなら、ここまで済ませておくのがおすすめです。

スキャンできる家庭用プリンターでよくある質問

スキャンしたデータはどこに保存されるのか

機種の設定で選べます。パソコンのフォルダ、本体に挿したUSBメモリ、スマホのアプリ内、クラウドのいずれかです。

家庭で使うなら、スマホのアプリに送ってからクラウドへ上げる流れが早いです。パソコンを立ち上げる必要がありません。

家庭用プリンターを使わない期間が長いとインクは固まるのか

固まります。インクジェット機は月に1回程度は電源を入れて数枚刷ると、ノズルの詰まりを防げます。

半年放置して詰まった場合は、本体のクリーニング機能を数回かけると戻ることが多いです。それでも直らないとメーカー修理になります。

本体が安い機種はインク代で損をするのか

刷る枚数によります。年に50枚程度なら、本体9千円前後のカートリッジ機のほうが総額は安く収まります。

月に50枚を超えるとエコタンク機のほうが安くなり、その差は年を追うごとに開いていきます。

家庭用プリンターの寿命はどれくらいか

家庭用のインクジェット機は、メーカーが目安として5年前後を示していることが多いです。廃インクを吸うパッドの容量で寿命が決まる機種もあり、その場合は印刷枚数で先に上限が来ます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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