問題集とは?参考書との違いと1冊を3回解く使い方

中1英語をひとつひとつわかりやすく 参考書・問題集
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問題集とは、練習問題と解答解説を集めた本のことです。参考書を読んでも点数が上がらないときは、問題を解く量が足りていないことがよくあります。問題集と参考書の違い、種類、選び方、使い方を順番に紹介します。

問題集とは 練習問題と解答解説を1冊に集めた本

問題集とは、学校や入試で出る形の練習問題を集めて、答えと解説を付けた本です。読むより解くことが中心で、覚えたことを実際に使えるか確かめるために使います。

書店で参考書と同じ棚に並んでいるので、違いが分かりにくいですよね。似た名前の教材も多いので、まず表で見比べてみましょう。

教材 中身 向いている場面
問題集 練習問題と解答解説 覚えたことを使う練習
参考書 説明が中心 分からない内容を理解する
ドリル 同じ形の問題のくり返し 計算や漢字などの反復
過去問集 実際の入試問題 志望校の傾向をつかむ

ドリルは低学年向けの教材によく使われる呼び方です。過去問集も問題集の仲間ですが、本番で出た問題をそのまま載せている点が違います。

問題集と参考書の違いは読む本か解く本か

参考書は読んで理解するための本で、問題集は解いて身につけるための本です。勉強の順番は、参考書で理解してから問題集で練習する流れが基本です。

参考書だけだと、分かったつもりのままテストを迎えてしまいます。問題集だけだと、間違えたときに解説を読んでも理解できないことがあります。

ただ、最初から2冊そろえなくても大丈夫です。説明と問題が一緒に載っている本なら、1冊で読むことも解くこともできます。

たとえば下の本は、左のページで説明を読み、右のページで問題を解く作りです。基礎からやり直したい中学1年生の英語なら、こうした本から始めると無理がありません。

問題集の種類は目的に合わせて4つから選ぶ

問題集は、定期テスト用か入試用か、どの範囲を練習したいかで選ぶ種類が変わります。同じ問題集でも、目的が違えば役に立たないことがあるので、先に目的を決めましょう。

教科書準拠の問題集は定期テスト対策向け

定期テストは、学校の教科書に沿って出題されます。テストの点を上げたいなら、使っている教科書と同じ内容の問題集が向いています。教科書の会社名が表紙に書かれているので、買う前に確かめてください。

単元別の問題集は苦手を集中して練習したい人向け

図形だけ、英文法だけのように、1つの分野にしぼって練習できる問題集です。受験算数のように範囲が広い科目は、1冊に全部を入れるのが難しいので、単元別で考えると選びやすくなります。

レベルも本によって大きく違います。下の本は中学受験の難しい問題を集めたものなので、基礎が終わって力試しをしたい人に向いています。基礎がまだの人が解くと、手が止まって自信をなくしやすいので気をつけてください。

過去問題集は志望校の傾向をつかむ問題集

過去問題集は、実際に出た入試問題を年度ごとに集めた問題集です。何が出るかを知るために、受験生なら用意しておきたい1冊です。出版社によって載っている年数や解説の量が違うので、中身を比べてから選びましょう。

予想問題集は入試の直前に時間を計って解く

本番の形式に合わせて作られた問題集です。時間を計って解くと、どの問題に時間をかけすぎているかが分かります。入試の直前に、まとめて解くのがおすすめです。

問題集の選び方は難しさと解説の分かりやすさで決める

問題集は、8割くらい解けそうな難しさで、解説を読めば自分で直せるものを選びましょう。評判がいい問題集でも、自分の力に合わなければ続きません。

買う前に確かめたいのは次の項目です。

  • 目的に合っているか(定期テスト、苦手の克服、入試対策)
  • 最初の数問を見て、手がつけられそうか
  • 解説に、答えだけでなく解き方の説明があるか
  • 文字の大きさや行間が読みやすいか
  • 試験までに終わる量か

迷ったら、同じ単元のページを2冊で見比べると違いが分かります。書店で実物を開いてみるのが一番です。ネットで買うなら、中身の見本を確認してから選んでください。

中学生なら、1ページを10分から15分で解ける問題集が使いやすいです。部活や塾があっても、毎日少しずつ進められます。

古い版の問題集は、今の教科書や入試と内容が合わないことがあります。安さで古本を選ぶときは、発行された年と最新版かどうかを必ず確かめましょう。

問題集の使い方は同じ1冊を3回解くのがおすすめ

問題集は何冊も解くより、同じ1冊を間違えなくなるまで解き直すほうが力がつきます。10問解いて7問できたなら、残りの3問を解けるようにすることが勉強の中心です。

次の順番で進めると、やりっぱなしを防げます。

  1. ステップ1:何も見ずに、まず最後まで解く
  2. ステップ2:丸つけをして、間違えた問題に印を付ける
  3. ステップ3:解説を読んで、何が分からなかったかを書き出す
  4. ステップ4:印を付けた問題だけを、翌日にもう一度解く
  5. ステップ5:1週間後に、印の問題をもう一度解く

10分考えても分からない問題は、悩み続けずに解説を読みましょう。そのあと解説を閉じて、自分の力で解き直せたらOKです。

全部のページをやらなくても大丈夫です。テストまで時間がないときは、苦手な単元だけ抜き出して解きましょう。

英単語のように書いて覚える内容なら、単語帳と合わせて書き込み式のノートを使う方法もあります。下の本は単語帳の『でる順ターゲット 中学英単語1800』に合わせた練習ノートです。

問題集が続かない人は1冊だけ買って1日10分から始める

問題集が続かないときは、量を減らして毎日解ける形に変えましょう。ここは多くの人がつまずくところです。

よくあるのは、やる気が出たときに何冊もまとめて買うパターンです。どれも途中で終わると、できるようになった実感が持てません。1冊を最後まで終えて、物足りなくなってから次を買えば十分です。

答えを写して終わりにするのも、よくある失敗です。丸つけが目的になると、次に同じ問題が出ても解けません。間違えた問題に印を付けて、後日解き直す時間を先に決めておくと続けやすいです。

どうしても選べないときは、学校や塾の先生に相談するのも手です。候補を2冊持っていって「どちらがいいですか」と聞くと、具体的に答えてもらえます。

問題集とは何か分かったらまず1冊を決めて5問解く

問題集は、読んで分かったことを解いて使えるようにするための本です。まず目的を1つ決めて、8割くらい解けそうな問題集を1冊選びましょう。

選んだら、買ったその日に5問だけ解いてみてください。間違えた問題に印を付けて、次の日にもう一度解けば、それで問題集を使った勉強が始められます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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